INTERVIEW
入社して一年
研修や仕事を通じて
成長した軌跡を
振り返って

EDUCATION
新入社員教育について(2024年度新卒入社)

堀
趣味は自宅のプロジェクターで映画やドラマを鑑賞することです。
大学の専攻は社会学でした。在学中に研究の一環で少しだけWeb開発にかかわる機会がありましたが、それ以外にITスキルや資格はなく、ほぼ未経験からのスタートでした。現在は航空業界のお客様先に常駐し、システムの運用支援をおこなっています。
佐藤
体を動かすことが好きで、会社の同期や先輩とよくテニスをしています!
大学では情報学を専攻していました。現在はソリューション開発部に所属し、データ連携ツールを用いて、お客様の会計システムと銀行間のデータのやり取りを自動化する案件に携わっています。

―今回は新入社員教育についてインタビューさせていただきます!まずは新入社員教育全体の流れや感想を教えてください。
堀:入社後3カ月は集合研修、その後は配属先での研修が約1カ月ありました。
全体を通して初めて学ぶことだらけでしたが、すぐに相談に乗ってくれる同期や、質問しやすい環境をつくってくださる先輩方のおかげで、何とか食らいつくことができました。
佐藤:集合研修は皆同じですが、その後は部署によりさまざまです。私の配属後研修は2カ月間でした。
先輩方に質問することで都度疑問を解消できたので、大きな不安を感じることなく進められました。
また、気軽に先輩と話せるという点で、シスターブラザー制度があってよかったなあと思います。
―ありがとうございます。ここからは各研修の詳細やシスターブラザー制度について順番に聞かせてください!

集合研修
―入社後3カ月間の集合研修は、どんな研修でしたか?
佐藤:グループ会社合同約150名で一緒に研修を受講しました。ビジネススキル・マナー、プログラミング(Java・SQL・Web)、IT基礎などの講義に加え、プログラミングの実践の場としてチームでアプリケーション開発も行いました。
技術研修では新人同士で教え合う機会が多くあったので、未経験者は基礎を学び、経験者は説明する力を鍛えられました。そのため、どのような立場の人にとっても充実した研修だったと感じます。
堀:研修はオンラインと対面のハイブリッド形式でした。ただ、オンラインの研修でも4月中は同期と一緒に会社に集まって受講していたため、わからないことがあったらその場で同期に相談できる環境だったのはありがたかったです。
全体的に、IT未経験の人に配慮して丁寧に進めてくれていたので、置いてきぼりになることなく安心して研修に臨めました。
―集合研修の中で苦労したことや印象に残っていることはありますか?
佐藤:印象に残っているのはチーム開発です。チーム内で担当する機能や役割を話し合って決めました。互いの得意・不得意を補い合いながら協力し、最終的に一つのシステムを完成させたときの達成感は非常に大きく、特に印象に残っています!
堀:私もチーム開発が印象的で、「プロジェクトにアサインされてチームで仕事を進める」ということを疑似的に体験できたのは、大変ではありましたが非常に良い経験になりました。
IT経験者に比べてプログラミングなどのスキルは劣っていますが、自分の得意分野を模索して、どんな業務であればそれを活かせるかを考えながら取り組みました。
シスターブラザー制度
―シスターブラザー制度ではどんなことをしましたか?

※シスターブラザー制度については、こちらで紹介しております。
佐藤:年次が近い先輩方と週に1回会話する時間を取って悩みを聞いてもらったり、雑談をしたりしていました。最初の新入社員研修中は先輩方と関わる機会があまりないのですが、シスターブラザー制度のおかげでたくさんの先輩と仲良くなれたことはとてもありがたかったです!
堀:毎回2~6名ほどで集まり、いつも研修や仕事のことなど気にかけてもらうのですが、これまでの会話を思い出すとほぼ雑談だったような気もします(笑)
オンラインでの実施でも良いのですが、私が出社している日に合わせて出社してくださり、飲み会も開いてもらったので、対面でお話しする機会もありました。

配属後研修と現在の業務について
―配属後研修について教えてください。
堀:私はシステムマネジメントサービス1部で航空業界のお客様を担当することになりました。最初の約1カ月は、お客様の環境を理解するために、お客様先のシステムやネットワーク構成などを中心に講義形式で教わりました。
その後はOJTで実際に業務をやりながら覚えていくという流れで、配属直後の1~2カ月はほぼ対面だったのでチームメンバーとの交流の機会も多かったです。
佐藤:ソリューション開発部の研修は、2カ月間のリモートでおこなわれました。JavaやSQL、Webアプリ開発に必要な知識を中心に学ぶカリキュラムで、新入社員研修の内容を発展させたような研修でした。書籍や先輩方が作成したドキュメントをもとに、同じ部署の同期とビデオ通話を使って進めました。定期的に先輩方が通話に入って様子を見に来てくれたので、わからない部分について質問できました。
―集合研修や配属後研修以外に学ぶ機会はありましたか?
堀:配属後に、外部のWindows Server研修を受講しました。
業務上サーバーを触ることが多いのですが、お客様のシステムを理解するにも、前提となる基礎知識がないと難しいところがあるので、イチから体系的に学習できたのは非常にありがたい機会でした。
佐藤:私も外部の研修を受講したり、部署内で定期的に開催される勉強会にも参加したりしました。先輩方からの講義形式でJavaなどの開発で用いられる考え方を教わり、その中で意見交換をしたり自分たちでも調べたりしながら理解を深めました。
―入社して1年、お二人はいま具体的にどんなお仕事をしているのですか?
堀:担当フェーズでいうと運用にあたる仕事をしています。
お客様が仕事の中で利用しているツールやシステムを正常に使えるように、それらを支えるサーバーなどのシステムを定期的にチェックしたり、必要な変更作業をおこなったりします。
お客様先で仕事をすることも多いので、常駐先の社員さんから「このツールが使えなくなっちゃったんだけどどうすれば良い?」と気軽に相談を受けることもあります。
佐藤:現在は、お客様の会計システムと銀行を繋ぐシステムに、新しい機能を追加するプロジェクトに携わっています。具体的には、銀行とデータ連携するために、指定されたフォーマットにデータを変換する処理を実装しています。要件定義書や基本設計書の作成、処理の実装、テスト仕様書の作成やテスト実施まで担当しています。
―業務の中でもっともやりがいや成長を感じた場面を教えてください。
佐藤:現在のプロジェクトで、自分の手でデータ変換の処理を実装できた時です。配属当初は初めて触るツールだったため、何も分からない状態からのスタートでしたが、書籍やマニュアルを参考に学習を進め、先輩方の助けを借りながら完成させた過程を通じて、自分が少しずつ成長していることを実感できました!
堀:まだお客様の問い合わせに一人で対応するのは難しいことも多いのですが、その中でも自分で対応できたとき、名前を覚えてもらえた時はうれしくなりました。
また、経験が浅いながらも自分から業務改善案を出して、実際に改善できたときにはやりがいを感じました。
入社して約1年間の振り返りと今後について
―入社して1年間さまざまな研修を受けてみて、特に良かった研修や身についたことを教えてください。

堀:どの研修も何らかの形で今の業務に活きる内容ばかりでしたが、特に最近受講したロジカルシンキング研修は業務に活かせたと感じることが多々あります。意見の伝え方、資料作成時の記載方法など、これまでなんとなくやっていた部分に対して、研修で学んだフレームワークを意識的に取り入れるようになりました。この点は、SEとしてというよりは社会人として一歩前進したような気がしています。
佐藤:私が特に良かったと思う研修は、ソリューション開発部の配属後研修です。研修期間中は毎日先輩方に質問しながら学習を進められたので、学んだ知識が実際の現場でどのように活用されているのかその場で聞くことができました。テキストだけでは分からない実践的な知見が得られたのはとても良かったです!
―2年目からは先輩として教える側にも立ちますね。最後に、どんな先輩になりたいか今後の目標を教えてください。
佐藤:技術も知識も持った頼れる先輩として後輩をサポートしていきたいです。
当面の目標はITの知識やスキルを向上させることです。現在は苦手な分野もありますが、それを補強しつつ得意分野をさらに伸ばして仕事に活かしたいです!
堀:地に足をつけて仕事ができている先輩でありたいなと思っています。
「とりあえず教わった通りに業務を進める」というだけでなく、理由や根拠まで理解したうえで業務と向き合っていきたいです。そのためにはまだまだIT知識やお客様環境の理解が必要ですし、これからも学びの日々が続きそうです。
そして、その中で直面する困りごとに全力で寄り添えるような先輩になれたらいいなと思います。
―ありがとうございました!今後のさらなる活躍を期待しています!
