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家庭と仕事を
両立している
自分の存在が
周囲に良い影響を
与えられたら


小林 正彦
プラットフォーム技術部 エンジニア
2013年入社
就職活動での軸は?そして、アークシステムに入社を決意した理由は?
就職活動を始めた当初は、社会インフラに関わる仕事がしたいと考えていました。大学で情報通信の仕組みやネットワークのおもしろさを知り、大学院では情報システム学専攻に進んでITシステムへの興味がより沸きました。また、東日本大震災を経験してITが社会生活に欠かせないインフラだと実感し、最終的にはIT企業に絞って就職活動を進めていました。
会社選びで大事にしていたのは「自分が働く姿をイメージできるか」という点です。面接でお会いした方とともに働くかもしれないと考えていたので、その場での会話・質問に対して「真剣に答えてくれている」と感じられるかを気にしていました。アークシステムの選考では、面接以外でも社員と会う機会を多く設けてもらいました。そのおかげで働く姿をより鮮明に想像でき、不安をなくせたことが入社を決意した理由です。
配属後はこれまでどのようにキャリアアップしてきましたか?また、今はどんな仕事をしているのか教えてください。
入社当初は、金融系のメインフレーム基盤構築プロジェクトに配属され、システム開発の基礎を学びました。大きなプロジェクトだったので、一つのシステムを作りあげるために多くのエンジニアが結集して動いていることを実感しました。その後、人材系や広告系など、さまざまな業界のインフラ案件に携わる中で、技術力だけでなく、業界ごとに異なる要件を理解してシステムの設計に落としこんでいく力も磨かれました。
5年目以降はAWSを中心としたクラウド基盤開発に軸足を移し、プロジェクトリーダーとしての経験を積みました。
現在は、過去にリーダーとして携わったプロジェクトの更改対応に、基盤チームのマネジャーとして参画しています。これまでの経験を活かして品質のよいシステムを構築することはもちろんですが、チーム全体をまとめることを意識しながら、日々業務に取り組んでいます。

育休取得が決まった際の会社の対応はどうでしたか?
私は第1子、第2子の出産に伴い、育休を取得しました。育休の分割取得ができるようになったので、家庭の事情にあわせて短期間の育休を複数回取得しています。育休取得の半年ほど前に上長へ相談し、引継ぎや復帰後の配属先の調整などを進めてもらいました。
育休前の1カ月間は、しっかり引継ぎを済ませることを意識して業務に臨んでいました。「仕事のことは気にしなくていいから、育児に専念してきてください!」と送り出してもらえたのはありがたかったです。皆さんに少なからず迷惑をかけてしまっているのでは、と思うこともあったので、気持ちが楽になりました。
育休取得に向けた不安を解消するには「早めに相談」する。これに尽きると思いました。普段から上長やメンバーと話しやすい関係性を築けていて良かったです。
仕事と家庭の両立はどのようにしていますか?
リモートワーク中心でフルフレックスの勤務なので、働き方に柔軟性があり育児との両立がしやすく、積極的に家庭にかかわる時間が取れています。子どもの都合で急な休みや離席しなければならないこともありますが、チームに連絡して柔軟に対応できています。
8時過ぎに子どもを保育園に送り、帰宅してから掃除・洗濯を終え、9時30分頃に仕事を開始します。子どもの急な体調不良などにより保育園へ早めにお迎えに行き、そばに子どもがいる中で仕事をすることもしばしば。どんな時でも19時までには仕事を終えるようにしています。
仕事の後は家族で一緒に夕食を摂って子どもをお風呂に入れて、一緒に遊んで寝かしつけ。その後は翌日の保育園の準備や片付けなどを妻と分担して終わらせる…。毎日がこの繰り返しであっという間に過ぎていきますが、子どもと関わる時間が多くあるのはありがたいですし、仕事を頑張る活力になっています。
復帰後、育休前から仕事面でなにか変化はありましたか?
限られた時間でどれだけ価値を出せるかを意識するようになりました。優先順位を明確にし、時にはメンバーを頼りながら、チーム全体で効率よく進めることをより考えるようになりました。
また、育休を取ったことで、家庭を大切にしながら働く仲間の気持ちにも今まで以上に共感できるようになり、チーム全体への配慮や声かけを意識するようになった点は大きな変化だと思います。
家庭と仕事を両立している自分の存在が、周囲に良い影響を与えられたら良いなと思っています。

今後、挑戦したい仕事やポジションについて教えてください。
自身がこれまで培ってきた経験を活かして、部署内だけでなく広く全社に向けてクラウド技術やプロジェクトマネジメントに関する勉強会を開催したいと考えています。自分の知識・経験を継続的に共有する会を運営したいと構想中です。
また、マネジャーとしてチームビルディングやメンバーの育成にも力を入れていきたいです。多様な働き方やライフスタイルを尊重しながら、それぞれが最大限の力を発揮できる環境を整え、チーム全体として成果を出せる組織をつくることがこれからの目標です。
※ 掲載内容および社員の所属は取材当時のものです。



