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お客様により深く
寄り添うために
幅広い知識だけで
働くのではなく
一つの確かな技術を
身に付けたい

徳永 真理子

メインフレーム基盤部 インフラ構築スペシャリスト
2000年入社

就職活動での軸は?どんな会社で働きたいと思っていましたか?

大学では総合科学系の学部を専攻していたので、最初はコンサルタントを中心に回っていました。しかし、就職活動を通して自分を見つめ直すうちに、「お客様により深く寄り添うために、幅広い知識だけで働くのではなく、一つの確かな技術を身に付けたい」と思うようになりました。

また当時は、結婚や出産が現実的ではありませんでしたが、漠然と一生働き続けるのだろうとは考えていました。そのため「女性社員が活き活きと働いている会社」「上下関係に厳しくなさそうな会社」「自分と話しやすい人が多い会社」で働きたいと思っていました。

アークシステムの選考中に感じた、学んだことは?入社を決意した理由は?

私は就職氷河期世代です。当時の就職活動で不満だったことは、集団面接の多さであり、最後まで集団面接だった会社もありました。また、私たちには会社を選ぶ理由を聞きますが、学生をどうやって選んでいるのかは明確に答えてくれず、学生から質問しやすい場も雰囲気もない会社が多い時代でした。

そんな中、アークシステムは、直接多くのエンジニアの方と話す機会をくれました。エンジニアの方は話しやすい方ばかりで、専攻していた学部がITとは畑違いの私に、エンジニアの基礎や働き方、実際の業務内容、研修などについて詳しくお話ししてくださいました。結果として、アークシステムで働く、成長するイメージが付きました。当時の主力サービスであったメインフレーム技術というニッチな分野も、私には魅力的でした。

入社を決意したポイントは「技術力の高さ」と「人の魅力」です。

アークシステムのここが好き!と感じるところは?

真面目であると同時にユーモアがある人が多いと感じており、魅力がある人たちの集まりであると思います。年齢や男女関係なく、話しやすい方が多く、居心地が良いといつも感じています。上下関係は薄いが仲間意識は強いところが特徴で、だからこそ各所で活発な交流が生まれているのだと思います。

仕事面では、独立系IT企業なので、プロジェクトによりいろんな企業を経験出来ることも魅力だと思っています。メインフレーム技術者という今の仕事は好きですが、アークシステムでなければ入社から20年もの長い期間、楽しいエンジニア生活は続かなかったと思います。

また、私は小さい子どもの子育てをしながら働いているのですが、現在のチームメンバーはママさんエンジニアが多い事もあり、子供が病気などの突然の事態がおきても、メンバーが必ずフォローしてくれます。子育てと仕事の両立に理解がある環境でありがたいです。会社が組織としてこういった働き方にいつも柔軟に対応してくれるので、ママさんエンジニアが安心して働けることもアークシステムの魅力ですね。

今、こんなお仕事をしています

私は入社時からメインフレームに携わる仕事をしています。現在はインフラ業界大手企業における、システム刷新プロジェクトの基盤チームに所属しています。

メインフレームとは、パソコンのような小型コンピューターが生まれる前に主流だった大型のコンピューターシステムのことで、50年以上も世界の主要なシステムであり続けているものです。実はアークシステムの設立当初は、このメインフレーム事業からスタートしたのですよ。

具体的な仕事内容は、システム入れ替えのテストのために新環境の構築をしたり、メインフレームに詳しくないお客様のために技術サポートをしています。メインフレームを利用しているお客様だからといって、決してその知識が高いわけではありません。そのため、専門家である私がお客様の立場に立ち、お客様とメーカー間の架け橋のような存在になって支えているのです。入社時から今まで培ってきた自分の知識や技術が役に立つことを実感できる、楽しい仕事です。

プライベートでの楽しみ

プライベートの時間は、ほぼ3歳の息子との時間に費やしています。子供はかわいい盛りですが、まだまだ手が掛かる時期です。終業と同時に頭の中は完全に家庭モードに切り替えています。夫との二人三脚でなんとか一日一日を乗り越えていると感じます。子育てとの両立は忙しいですが、あらゆるものを吸収し成長している息子との時間は今しかない宝です。

息抜きは月に数回、同僚や気の置けない友人と美味しいお酒やご飯を楽しみながらおしゃべりすること。そして子供が寝た後の読書とネットサーフィンです。

※ 掲載内容および社員の所属は取材当時のものです。