MEMBERS
お客様と
メンバー双方から
信頼してもらえる
リーダーになる
佐々木 悠
ソリューション開発部 エンジニア
2010年入社
配属後はどのようにキャリアアップしてきましたか?
3カ月間の新人研修でIT技術の基礎やビジネスマナーを学び、その後現在の部門であるソリューション開発部に配属されました。さらに2カ月間ほど部内でアプリ開発に関する研修を受けた後、プロジェクトに参画しました。初めて参画したプロジェクトでは、まだ研修が終わったばかりの新人ながら、データベースの設計やデータ移行などを任せていただきました。新人にとっては難易度が高い作業でしたが、とても良い経験になりました。机上の勉強も大切ですが、現場で実際に手を動かして作業することで経験値が上がり、自分のスキルアップにつながる良いきっかけになったと感じています。
しかし順風満帆なことだけではなく、入社して4年目頃までは、自分の強みやこれからどうキャリアアップしていきたいのかが見えず、本当に自分はこの仕事に向いているのだろうかと悩むことも度々ありました。そんな私の姿を見て、当時の上司が定期的に面談の場を設けてくださり、仕事への考え方や悩んでいることに対して親身に相談にのっていただきました。それをきっかけに、外部研修の受講や社内分科会に参加するなど、自ら積極的に興味のある分野を学ぶ機会を作ることを意識し、ゆっくりとではありますが成長できていると思います。
これまでを振り返り、思い出深いプロジェクトはなんですか?
月並みですが、初めて参画したプロジェクトは思い出深いです。まだプログラムも満足に書けないような新人でしたが、データベースの設計や実装(開発)、テスト、データ移行などさまざまな経験を積めました。
ただ、一番大きく記憶に残っているのは、業務中に東日本大震災が起きたことです。お客様先でデータ移行作業をしていたときに地震が発生し、電車も止まってしまって不安な気持ちでいっぱいになりながら歩いて本社まで戻り、そのまま本社で一夜を明かしました。会社のドアを開けたときに、本社で働く社員の方たちが温かく迎えてくれて、ほっとしたことを覚えています。
その後も一週間ほどは業務が再開できず、スケジュールを大きく見直すことになり、それを取り戻すために他のプロジェクトよりも早い時期から業務を再開するなど、初めてのプロジェクトは本当にバタバタとしていました。この経験によって、災害による危機管理を新人の頃から意識できるようになりました。
今、こんなお仕事をしています
現在は当社が開発したシステムの改修案件に、チームリーダーとして携わっています。お客様とシステムの改修内容を決める要件定義から、設計~実装(開発)~テストの実施、またチームの進捗管理や設計書のレビューなどを担当しています。
また、それらと並行して同システムの保守業務(お客様からの問い合わせ対応や、不具合発生時の調査など)も担当しており、繁忙期になると問い合わせの電話とメール対応で一日がほぼ終わってしまうこともあります。
さらに、新たにプロジェクトに参画した新人のOJTも担当しています。かつてはOJTを受けていた側の私がOJTを担当することを、感慨深く感じます。
今後取り組んでいきたいことや、目指すエンジニア像は?
お客様からも、一緒に仕事をしているメンバーからも、信頼されるエンジニアになりたいと思っています。お客様からは「アークシステムなら任せられる」「佐々木にお願いすれば大丈夫」と言っていただけるような存在を、メンバーからは「佐々木と一緒なら安心して楽しく業務に取り組める」と思ってもらえる存在を目指しています。
エンジニアとしてお客様からの評価を少しずついただけるようになったと感じる瞬間もありますが、チームリーダーとしてはまだまだ新米です。技術スキル、マネジメントスキルを共に磨き続け、お客様とメンバー双方から信頼してもらえるリーダーになれるよう、これからも精進していきます。
プライベートでの楽しみ
音楽が好きなので、好きなアーティストのライブに行くことが何よりの楽しみです!本社が日本武道館まで電車でアクセスしやすい場所にあり、以前は終業後によくライブに行きました。最近は、自宅で配信ライブや過去のライブ映像を見て楽しんでいます。
それから、美味しいものやお酒も大好きです。ここ一年は外食ではなく、テイクアウトやお取り寄せをしたり、自宅でちょっと手の込んだ料理を作ったりと、おうちグルメを堪能しています。
※ 掲載内容および社員の所属は取材当時のものです。