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ネットワークエンジニアの仕事って?~若手社員がご紹介!~

こんにちは!システムマネジメントサービス部の武田です。

私は、文系出身・IT未経験でアークシステムに新卒入社し、今年で入社2年目を迎えました。今回は、現場配属後の1年間の振り返りを通じて、アークシステムでの働き方についてお伝えしたいと思います!

お話しする内容は以下の3つです。

  • 働く環境 ~支援先での働き方~
  • 業務内容 ~ネットワークの保守/運用~
  • 1年間の振り返り ~業務を通じて感じたこと~

今回は、学生の皆さんが特にイメージを持ちにくい、『お客様先での常駐勤務』『ネットワークの保守/運用業務』にフォーカスを当ててご紹介します!

働く環境 ~支援先での働き方~

私は、お客様先である大手人材会社に常駐し、その会社のネットワークインフラを保守/運用する業務を担当しています。常駐先の会社は国内外に数百の拠点を持ち、ネットワークの利用者は数万人にもなります。

各拠点の業務は、会社のネットワークが正常に動いた上で成り立ちます。日々問題なく業務ができるように、基盤となるネットワークを常に監視して、問題が起きたら対処することが保守/運用の業務です。

この大規模なネットワーク基盤を、私の所属するチーム(約40名)で支えています!チームで支援をしているので、先輩からの指導や教育をしっかりと受けられる体制になっています。

また、お客様や他社の関係者と近い距離で業務をしているので、お客様の考えやニーズに沿った支援ができる環境です!

業務内容 ~ネットワークの保守/運用~

配属後1年間で以下のネットワーク業務を担当しました。

  • 案件対応
    「このような機能がほしい!」を実現
  • 障害対応
    「壊れているから直して!」に対応
  • 問い合わせ対応
    「〇〇したいけれど問題ない?」に回答

具体的に何をどのような流れで業務をするのか、1つずつご紹介します!

案件対応=お客様の要望に応える業務

業務の流れ:依頼を受ける → 作業準備をする → 作業の実施

案件対応は、お客様から以下のような依頼を受けて始まります。
「このサイトにアクセスしたいから設定を追加してほしい」
「このシステムはもう使わないから設定を削除してほしい」

みなさんも「学校のパソコンからは勉強に関係のないサイトが見られない」「大学のポータルサイトは在学生以外入れない」といった経験があると思いますが、それと同じように、会社のネットワークも安全性を保つために通信をコントロール(制御)しています。この制御の設定変更が必要なときに依頼がきます。

依頼が来たら、作業準備(計画書や手順書の作成)をします。計画書に書くのは、いつ/どこで/誰が/どの機器に/どのような設定を加えるのかといった、5W1Hのような内容です。手順書は、もっと細かい作業当日の実施内容になります。

最後に、実際に使っている機器に設定をします。今は、作業対象の機器が設置してあるデータセンターや各拠点に行くのではなく、機器に対してネットワーク経由でアクセスして実施することが多いです。無事に作業が終われば、ここで作業完了です。

定型的な案件対応は、新人が最初に取り組むことが多い業務です。
(難易度:★☆☆)

障害対応=通信障害が発生した際の復旧作業

業務の流れ:障害に気づく → 原因を調べる → 復旧する

障害に気づくきっかけは2つあります。

  • 通信の異常を検知したメール通知
  • 「電話が使えない」「Wi-Fiがつながらない」などお客様からの連絡

その後、お客様への聞き取りや機器の状態確認などを行い、原因を調べます。原因が特定できたら、機器の再起動や交換などの復旧作業を実施します。

お客様の業務が停止する障害の場合、復旧スピードも求められるので、難易度はやや高くなります。
(難易度:★★☆)

問い合わせ対応=問い合わせに回答する業務

業務の流れ:問い合わせの連絡 → 内容の確認、調査 → 回答

「この機器の設定ってどんな内容?」「この日にこういう通信をしたいけれどネットワークに負荷がかからないか心配」といった問い合わせに対し、設定や資料を確認して回答します。

一見簡単そうですが、実は難しい業務です。まず、知識がないと問い合わせの意味が理解できません。また、情報が載っている資料を探すのに時間がかかることもあります。

そんなときには周りの先輩にフォローしてもらいながらチームで対応をしています。ネットワークだけでなく、お客様環境の知識も必要になるため、難易度が最も高い業務です。
(難易度:★★★)

1年間の振り返り

大変だったこと、やりがいを感じたこと

ネットワーク知識の習得は、とても地道で大変なことだと日々感じています。業務中わからないことは山のように出てくるので、わからない → 調べる → それでもわからない → 先輩に聞く → 復習するを繰り返します。

知識の習得には、勉強と業務経験の積み重ね以外の方法はないと感じているので、日々の反復を大事にしています。

一方で、障害対応を終える度にやりがいを感じています。障害対応は他の業務に比べて、調査が難航したり対応期間が長引くことが多いので、苦手な業務でもありますが、復旧してネットワークが正常に動き出した時に得られる達成感はとても大きいです!

1年間で成長できたこと、今後成長したいこと

ネットワークの知識量については大きな成長を感じています。知識ゼロだった入社前との比較はもちろん、昨日よりも確実に今日のほうがネットワークの知識は増えています。日々成長を感じられるのは、この仕事の魅力の1つです!

今後は、全体を見る俯瞰力を持ちたいと考えています。1年目は与えられた仕事を処理することに必死でしたが、2年目は、主体性をもって動き、業務の背景や目的を含めて業務全体の理解をできるよう成長したいです。全体が見られるようになることで、業務がもっと楽しくなるだろうと思っています!

以上、「入社後1年間の振り返り」でした。

アークシステムでの働き方について、イメージできましたでしょうか?これからの会社選びや職種選びの参考にしてもらえれば幸いです!

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